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FIRE! FIRE!/Folder (エイベックス
AVDT-20021)
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本当によく聞いた1曲。『FIRE!
FIRE!』限定フォルダー誉め殺しレヴュー。
とにかくコード進行。これに尽きる。例えばサビ前の「Wow
Baby」と大地君が吠える所。ルート音がDでトップは9度のシャープ。テンションになっているわけです。そしてサビに入ってからの「新しい 花火を打ち上げよう」(太字の部分)の所。ごく普通にいけばここもルートはDなのでしょうが、雰囲気としては、「A♭7(13)」というコードだと思いたい。13度の音がポイント。つまり、これもテンションになっているのです。ルートに対してそれぞれ9度と13度。早い話がどちらも「ファ」の音なのです。これがメッチャ気持ちいい。さらにこの「ファ」は「Wow
Baby」と大地君が吠える前の「ブレーキなんて かからなくなる Fire」の部分からず〜っと来ててもおかしくない。この「トップの音が同じでルートが変わる」というのがすごく好きなのです。更に。我らが山下達郎だったらこうはしないはず。彼ならここでディミニッシュ・コードをかましてくるに違いない。賭けてもいい。そういう展開に慣れてしまった耳でこの曲を聞くと、本当に新鮮。嬉しい裏切り。こいつら、一体何様?!
「熱い ビートに打たれていたい」とか「君を 1000回好きと言わない」といったいろいろ複雑な気持ち。そのありったけをテンション・コードの上に吐き出して、行き着く先は「超オプティミズム」のどん底。そう、これは内田有紀「TENCAを取ろう!―内田の野望―」に次ぐ、久しぶりの「サウンド・オヴ・トーキョー」なのです。「〜
bad we need no
DJ〜」の部分は何回聴いても「パープリンのDJ」(笑)と聞こえますけどね。
12インチが出てクラブでも話題騒然、かどうかはしりませんが、テレビのヴァラエティ番組で及川光博あたりの振り付けでもって老いも若きも踊り倒すというのが正しいように思います。「パラシューター」?聞いたことないね、そんな曲(笑)。
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2.
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TOY DRIVE PUBLIC SERVICE ANNOUNCEMENT/The Beach Boys
from"Ultimate Christmas" (Capitol 72434 95734 2 0)
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'98年はBB5関連の作品が沢山出ました。B.ウイルソンの新譜も出たし、『エンドレス・ハーモニィ』もありました。しかし。この「クリスマス・アルバム完全盤」収録のこのラジオ・スポットほどグッときたものはありません。
1977年のツアー中、『M.I.U.』アルバム制作時に録音された、「入院している子供達にクリスマス・プレゼントを」と呼びかける「リトル・セイント・ニック」の替え歌。'77年(!)というどん底時代にも関わらず、聞こえてくるのはあのイノセントなハーモニィ。1分半に満たないこの曲は2コーラス目に入ってすぐ、バック・コーラスが感動的にスライドするところでピークを迎える。もう心臓わしづかみッスよ。鳥肌ですよ。正に「It
kills
me!」って感じです。まだの人は是非聞いてみて下さい。僕が約束します。
彼らの幻のクリスマス・アルバムからの曲が入っているとか、「リトル・セイント・ニック」のシングル・ステレオ・ヴァージョンのパーカッションの音が控えめにリミックスされてとか、そんな細かいことがどーしたというのだ。ハッキリ言おう。この1′23秒のラジオ・スポット、これだけでこのCDは「買い」だ。
それにしても「リトル・セイント・ニック」という曲。決してB.ウイルソンの代表作というわけではないだろうが、不思議な魅力がある。もし「ウィンター・デザイン」という括が世の中にあるのなら、ゾンビーズの「テル・ハー・ノー」と並んでこの曲は確実にそれを代表している。ちょーモダンな「童謡」。
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3.
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THE THOMAS CROWN AFFAIR/O.Soundtrack(RYKO RCD10719)
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何度も言いますが、このライコからのサントラのシリーズが素晴しい。したがって他のものでもいいのですが、メモリの節約ということで再びこの作品を挙げておきます。
勿論、シリーズ全作品を聞いた(或いは観た)訳ではありませんが、ハズレはないと断言しときます。ルグランやバカラックといった「記号」でしかサントラを買わないおしゃれなあなた!人生損してますよ(と言いつつも、これはルグランが音楽)。そういったとっつきやすいものから、一見そうでない(と思われる)ものまでの統一されたプレゼンテイションが見事。平成大不況下にあって、これほど賢く、無駄のない、確実なお買い物は他にないでしょう。誰か僕にプレゼントしてくれると嬉しいんですけどね。
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4.
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I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN/村上"ポンタ"秀一 from"Welcome
to My Life" (ビクター VICL-60279)
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カラオケは死ぬほどきらいだが、この曲がこのヴァージョンでリストに載っているのならこっそり歌ってみたい気もする。
ことの経緯はこうだ。ある日、車を運転している最中に曲の最後の部分(“アンダァ・マイ・スキィィィーーン”と伸ばしていってファルセットになる)を歌ってみた。これが結構気持ちいい(笑)。他人が見れば「な〜に、この人?」って感じだろうけど、いいんです。だから車の中なんです。ちょっと高めのキィで伸ばしていって、そろそろっていう時に声帯を引くというか絞るというか、直前まで結果がわからないこのスリル! たまりませんね。男子限定ですが(女子はウラ声じゃなくてウワ声なので。よく分からんけど。)、達郎ファンは勿論、カントリィ・ヨーデル好きな人、更にレオン・トーマスになりたいと常日頃思っているあなた、是非一度お試しあれ。
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5.
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MIYASHIRO/Pacific 231(デイジーワールド SYDW-0011)
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まだ聞いたことのない作品を敢えて選ぶ。
'98年3月発売のこの作品、夏に関西方面に遊びに行った時にHMV、タワー、ヴァージンなど、大きなレコ屋を探したのだが結局見つからなかった。ある日友人との電話でシナジー幾何学が倒産したと教えられた。今となっては入手は殆ど不可能だろう。まったく近ごろ不景気!
日系二世の作曲家、ミヤシロ兄弟の作品のアダプテイションと『スタジオ・ボイス』の「エアポート特集」号にはある。ジャケ写真も載ってる。とにかく聞いてみたい。なんたって前作を「日本人の作った“ペット・サウンズ”」と言い切ってしまいましたからね。あぁ、誰かこのCDを持っている、あるいはいつも行くレコ屋にまだ残っている、「君のために買っておいた。」、もしくは「買ったんだけど面白くないのでいらない。」という人がいれば是非連絡下さい。マジで。
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-The Best Part of Breakin' Up
'98-
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BUH-DOOM!/Hal Blaine(Acoustic Disc ACD-31)
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この『BUH-DOOM!』の中にハル・ブレインとレニー・ブルースが一緒に写っている写真が載せてある。ビート・ジェネレイションうんぬんと言うよりも、スタンダップ・コミックと音楽が自然と繋がる状況が、かつてはあった。ショウ・ビズの世界。劇場の夜の歴史。
ハル・ブレインが「ファースト・コール」のミュージシャンであり続けたのはスキルが一流なだけでなく、ユーモアのセンスも一流だったからだ。
大事なのは音楽とギャグのバランスだ。例えばビジー・フォー。ここぞ!という時にはずしてカウベルを「コンッ!」と鳴らす。お客は大爆笑。そして一抹の悲しみ。音楽と音楽の間にギャグ、ではなく、ギャグとギャグの間に超一流ドラマーの「一叩き」が約一時間続くこのCD、あなたは笑って聞けますか?
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2.
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PERENNIAL FAVORITES/Squirrel Nut Zippers(Mammoth 354 980
169-2)
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ダン・ヒックス+ジョー・ジャクソン『ジャンピン・ジャイヴ』のようなサウンドと聞いて早速買ってみたのだが、これがねぇ、、、。
「オールド・タイミィ」と言えば確かにそうだが、「ヒップ」な要素が完全に欠落している。出てくる音にしても、ものわかりが(不気味な位)良すぎる。小学生なのに世界的に有名なSP盤のコレクターのような。ジョー・ジャクソン風に言うなら「こういう音楽をやるには若すぎるが、過ちを犯すには十分な年齢」ってとこでしょうか。
ヴォーカルもこれといって特徴がない。ところが先日、仕事中に突然あるコーラスが頭の中に鳴り出す。「インディアン・ギ〜ヴァー!」。あれっ、本当は結構好きなのかも(笑)。ライヴは楽しそうですけどね。
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3.
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ペイパードライヴァーズミュージック/キリンジ(A.K.A.
WPC6-8474)
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これは各メディアでの紹介の仕方に問題があると思う。山下達郎だの、スティーリー・ダンだの、フィフス・アヴェニュー・バンドだの、といったキーワードにまんまと引っかかったのは僕だけではないと思う。というか、そういったキーワードが先行しすぎて、その結果本来の楽曲の良さが見えにくくなっているように思う。歌詞とメロディの関係とか、その良さが僕には未だよく分からない。2〜3年後にようやくその良さが分かって、一人で大騒ぎ、という可能性はあるかもしれませんが。
幸か不幸か、アルバム発売前に偶然ラジオで彼等のライヴ演奏を聞いてしまった。バックのアンサンブルはともかく、歌がとにかく下手だった。舌が長いのかどうか知らないけれど、「ラ行」の発音が極端に「L」になってしまうのも好きになれない(小山田君も同じですね)。その声の魅力のなさは僕にとっては致命的。あぁ、君は、、、
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4.
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THE INTERNATIONAL PLAYBOY & PLAYGIRL
RECORD/Pizzicato Five(*********
COCP-30054)
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変形パッケージはともかく、同封された小物が多すぎ。
それでも僕は彼等の新譜は発売日には買ってしまう。だってファンですからね。
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5.
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MIYASHIRO/Pacific 231(デイジーワールド SYDW-0011)
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まだ聞いたことのない作品を敢えてもう一度選ぶ。
'98年3月発売のこの作品、夏に関西方面に遊びに行った時にHMV、タワー、ヴァージンなど、大きなレコ屋を探したのだが結局見つからなかった。ある日友人との電話でシナジー幾何学が倒産したと教えられた。今となっては入手は殆ど不可能だろう。まったく近ごろ不景気!
日系二世の作曲家、ミヤシロ兄弟の作品のアダプテイションと『スタジオ・ボイス』の「エアポート特集」号にはある。ジャケ写真も載ってる。とにかく聞いてみたい。なんたって前作を「日本人の作った“ペット・サウンズ”」と言い切ってしまいましたからね。あぁ、誰かこのCDを持っている、あるいはいつも行くレコ屋にまだ残っている、「君のために買っておいた。」、もしくは「買ったんだけど面白くないのでいらない。」という人がいれば是非連絡下さい。マジで。
これだけ聞きたい気持ちが強いと、ハズレだった時のショックは相当なものでしょうね。
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